何で自分が兄に打たれたのか、裸になるよう言われて服を脱がなくてはならなかったのか、よく分かっていなかった。 それに加えて優哉に触ってはいけないと言われても、何となく納得いかない気分だった。 優哉を男として好きではないのだから、彼に触ってはいけない。 単純なはずのことが、自分でもよく分らない感情と絡み合って複雑なことのように思えた。 とは言え、兄にされたこと、言われた事に対して腹が立つようなこともなかった。