用を済ませてすっきりとし、新たな戦闘意欲を燃やしながらトイレを出た。


すると、目の前には内藤先輩が立っていた。


「大丈夫か?お前、本当はもう気持ち悪いんじゃないか?」


「全然、大丈夫ですよー」


ちょっと、ろれつが回っていなかったかもしれない。


だけど本当に全然気分は悪くない。


「まあいいや、ちょっと来い。少し風に当たった方が良さそうだ」


先輩は私の手を掴んで外に出た。