殺人薬


そして、目が合うと弱々しい声で莉咲が呟いた。

「花…聞いて。…わ、私…もう死ぬ。自分の身体だからわかるの。

な、なんか…もう苦しくて呼吸がだんだん、できなくなってきて…力が入らないの。


だから…聞いて。さっきのあんまり記憶はなかった。けど、多分迷惑かけ…たよね、ご、ごめんね。最後の時を花と過ごせてよかった。あと、私原因がわかっ……」

そして、莉咲は力尽き、目を開いたまま動かなくなった。