それに、拘束して殺人を止めることで彼女を救える気もしたのだ。 「ありがとう」 彼女は涙ぐんで精一杯だした弱々しい声でそう呟いた。 「このことは誰にも言わないで。花だけしか頼めないの」 「わかったよ、誰にも言わない」 そして、下校し2人は莉咲の家へ向かった。 「お邪魔します」 「どうぞどうぞ。お母さんとお父さんは仕事で夜遅いんだ」