殺人薬


それと同時に恐怖も込み上げてきた。もし、私を殺したいなんて思われたら…。

それが伝わったのか、莉咲が慌てて言った。

「大丈夫、今はなんともないから!何故か夜、ここのとこ毎日思うの」

「てことは、殺したのは1回じゃないの?」

「実は、2日前からで。2日連続夜急に思ったの」

「私、自分で制御出来なくて、まるで私じゃない誰かが私を操ってるように」

「そんなこと言われても、困るよね。私も困ってるもん」

「なんで、そんなことに?」

花から精一杯絞り出た言葉がそれだった。