殺人薬



そして、2人は校舎の裏にある花壇の前のベンチに座った。

ベンチの前の花壇はとても綺麗に手入れされていてカラフルに彩っていた。

コスモス、カーネーション、ガーベラ、キキョウ、シオンなどが彩り鮮やかに咲いていた。

金木犀の木もあり、金木犀の香りが漂う。

そしてそんな中、莉咲は思い切ったように言った。

「あのね、実は私殺人犯になっちゃったの」

その目は涙で濡れていて赤く充血していた。

花は一瞬、莉咲の言っていることが理解できなかった。