排他的に支配しろ



「どうっすか? 毎日朝昼晩、ウチでご飯食べるっていうのは」


「……、それ勧誘ですか?」

「あははっ、バレちゃったっす」

「もう……」



 自然と口元が綻んでいた。

 ルイさんのお姉さん……ルカさんといたときは、粗相をしでかさないかドキドキしすぎて顔が凝り固まっていたから。

 そうして、しばらく食事の時間が続き──



「二人、なかなか帰って来ないっすね」



 御膳の上が綺麗に片付いてきても、ルイさんと二人きりなのは変わらなかった。

 痺れを切らしたルイさんがそわそわとしだす。



「相当大事な話し合いなんですかね……?」

「でも今日は休みなんすよ? 仕事の話はしないと思うんすけどね」



 ルイさんが食べ終えた食事を下げに来た人を呼び止めて様子を聞いてみても、返事は「お待ちください」のみ。

 やがてデザートと飲み物まで運ばれてくる。



「ボスとリンちゃんを会わせるためなのに、僕ばっかり喋っててもなぁ」



 そうはいっても、やることはないので甘味をいただくしかない。



「まー、仲良くしとけって言われたし、仲良くするっすか?」

「仲良し、ってどういうのですか?」