排他的に支配しろ






「っ、~~……」

「なはは、力みすぎ。もっと力抜いて」



 どんどん深くなっていく口づけは、酸素が薄くなる。

 肩で息をするわたしを、春日さんはベッドの上で弄ぶ。

 深くて、長い。

 今までで一番、勘違いするキスだった。


 でも、口寂しいからじゃないんだって。

 じゃあ、どうして?



「……これは、なんのキスですか……?」



 聞いちゃった……。

 唇に触れる寸前で止まった春日さんが口角を上げた。



「好きな子の可愛い顔を見るためだよ」

「好きな、子……?」



 え、わたし……?



「それって、あの……わたしのやつと同じですか?」

「ん?」

「あ、す、好きって……」


「なに、りんのはどういう好きなの」

「え……っ」



 顔に熱が溜まっていく。

 告白ってこんなに緊張するんだ……。



「え、と……キスしてほしいなっていう好きです」

「うん」



 甘く口が塞がれる。



「名前もずっと呼んでほしいなっていう好きです」

「ん……りん」



 耳元でささやかれる。

 手を握ると、お互いの体温がよくわかってドキドキした。