なんかもうどうでもよくなって、彼女との時間を楽しんでしまう。
顔を近付けただけで俺の行動を察したりんは、少し恥ずかしそうにきゅっと目を瞑った。
優しく触れるだけでもピクンと可愛く反応する。彼女の甘い吐息が脳を溶かした。
悪いことを教えちゃったな~、と罪悪感が募っていく。
最近は向こうから積極的に来るようにもなってしまって、騙している気分だ。
恋人でもない男にこんなことしちゃダメって……誰も言わない環境だったんだろうなあ。
火照ったりんが俺の服を軽く摘まむ。
潤んだ瞳に理性が壊されそうだった。
「春日さん、今日は何かご予定ありますか……?」
欲望を素直に吐き出すなら、何もないって言って今すぐ続きをしたいんだけど。
今日に限ってはそうも言ってられない。
「大事な約束があるんだよね~」
「……わかりました」
彼女が俺のことを全て知ってしまう前に、話をつけに行きたいところがある。



