いつだって何か探してた
探しているものが何か
わからないのに
答えを求めているわけでもないのに
ただ無性に求めていたかった・・・・

秒針を刻んでいる時計の音が
私の心に痛いくらいに響く
ふと泣きたくなったり
暗い天井に向かって叫んでみたり
ずっと焦り続けていた・・・・
どうすれば良いかなんてわからなくて

流れ移り行く時間の中
時計の音がいつしか足音へと変わり
顔を上げればあなたがいた
ただ黙って
やさしく笑って
そっと差し出されたのは
小さな花束に 雑に書かれた手紙
でもたった一言
「君がいるから俺は幸せだ」
って・・・・・


想いが・・・・言葉が
声にならずに涙に変わっていく
けれどそっと差し伸べてくれた手が
とても暖かかくて・・・・

私はまだ探し続けている
ゆっくりと流れる時間に身を任せ
あなたの手に支えられながら
あなたとのかけがえの無い未来を
探し続けている・・・・・・