響くんの〝お仕置き〟も無事に?
終わり、2人でゲームの真っ最中だったのに......



「あっ、そーだ、」



突然何かを思い出したかのような響くん。



「何も言わずに、これ付けて?」



そう言って幼なじみから差し出されたのは。



紛れもなく、〝猫耳カチューシャ〟



「響くん......これは......?」

「ん?猫耳カチューシャ」

「猫耳カチューシャは分かるけど......」



いくら私が馬鹿でも、
見たら簡単分かる〝猫耳カチューシャ〟



なぜそれを私に、
差し出しているのかも分からない.........



「ほーら、たま?」



私と距離を詰めるように、近づいてくる響くん。