元姫に溺れるほどの愛を

「ふぅ…ふわぁぁ~…」

起きてから大きなあくびをしてしまう

疲れちゃった…

あの日、あの後…私がなかなか泣き止まなくてそのまま家まで結局送って貰っちゃったんだよね…

気を遣わせちゃった、よね

雅くんは気にしないでって言ってくれたけど…

はぁ…と、ため息が止まらない

学校にも行かないと

そう思えばお腹にズキリと痛みが走る

…休みたい

でも…

きっと家にいたら…

ゾクリと、背筋が凍る

昴っ…

抱きしめてほしい、せめて会いたいよ…

ギュッと布団を握りしめる