昴の悲しげな、ガッカリしたような顔を初めて近くで見た
「結愛」
「昴…!」
そんな昴は結愛先輩を私の目の前で抱き寄せた
「…や、めっ…」
二人が抱き合う姿から目がそらせない
見たくない、見たくないよっ…
ただただ辛くてその場から逃げ出したくなる
でももし信じてくれていた昴も同じ思いをしたのかと思うと死にたくなった
そんな私にお構いなしに桔梗は私の腕を掴んで幹部室から出る
「桔梗…痛いよっ」
そう言うが桔梗は気にせず1階へ引っ張る
一階に行くと下っ端の皆が円状に集まっていた
桔梗はその真ん中へ歩き進める
なにをするの…?
もう反抗する気力もなくなってくる


