「…ふざけんな」
下を向いて肩を震わせているのは幹部の桔梗で、仲間思いで喧嘩っ早い人で私がここに入って間もない頃、私を妹みたいに扱ってくれた
「桔梗…私、分かんないよ。だって…何もっ…」
「黙れよっ!!お前が虐めたんだろ!?逃げんな!結愛に謝れよ!」
「桔梗!」
声を荒げて私の方に詰め寄ろうとした桔梗を副総長で結愛先輩の幼馴染みの徹が止めた
「徹…くん、」
「…澪ちゃん、君はもう戻れないよ」
「なん、で?」
「結愛を虐めたことから逃げてるからだ」
「だって…やってない…仲良く、なりたかっ…」
「ウソだ、結愛から聞いてるんだよ」
徹くんと桔梗が私を睨む
誰も…信じてくれない
結愛先輩のこと虐めた覚えないよ
「私の話は…聞いて、くれないの?」
苦しくて、悲しい
誰も信じてくれない状況が嫌になる
流れる涙を気にすることもなくなる


