元姫に溺れるほどの愛を


大切な人達にこんな扱いをされただけで人はこうなるの?

ボロボロと止まらない涙を必死に止めようと拭うが視界は一向に戻らない

皆がどんな顔してるのかも分かんない

「…澪」

少し優しい昴の声にすがりつきたくなる

「っ…す、ばる…私…なに、か…した?」

「……そういうのいい。」

どういうこと?

顔を上げて昴の顔を見たくて必死に堪えるけど堪えれば堪えるほど流れてくる

「…座れ」

なんとなく、昴が指をさしているのが見えてその席に座る

昴が座っている向かい側

皆が立っている向かい側

なんで私はそっち側に行けないの?