大学から距離があったあたしの実家。


どんなに遅くても、PM11:00出発の電車に乗らないと間に合わない。



完全に電車に乗り遅れた。



気づけば、何人かはもう帰宅したのか、人数も少し減っている。



「エミ・・・あたし・・・終電逃した・・・」



「あはは。マジかぁ。じゃあうちに泊って行きなよ。」


泊めてくれることを期待しつつ言ってみたが、快く引き受けてくれた。



助かった。

駅のホームで寝なくちゃいけないかと思った。


「じゃあ、コンビニで酒買って、うちでまた飲むか!」

「だね。二次会だぁ。」


これからのプランも決まったことだし、

あたしたちは、シノブに会費を払い、店の外にでた。