あと数時間後には、ステージの上。 その時が刻々と迫っている。 授業どころではなく、授業が終わるまでの90分、ひたすら時計とにらめっこした。 時間が来ると、 「またね。」 と、愛子と恵に声をかけ、すぐに教室を出た。 ライブハウスに向かう前に、行っておきたい場所があった。 喫煙所。 入学してからのいろいろな思いをここで再びつめこんでから、ライブハウスに向かいたかった。