☆☆☆
そしてクリスマス当日。
約束場所は駅前広場のクリスマスツリーの前。
今日もそこはカップルの待ち合わせ場所として賑わっていて、私は少し離れた場所からツリーを見ていた。
沢山の人々がツリーの前で待ち合わせをしていて、待ち人が来るとみんなが笑顔になる。
手を繋いであるき出したり、その場でプレゼント交換を始めたりと様々だ。
私はそんな幸せな光景の中に自分がいることが不思議でならなかった。
昔から引っ込み思案で好きな人ができても自分から告白はおろか、近づくことすらできなかった。
高校に入学して何度か告白されたものの、恥ずかしくて逃げてしまう。
そんなことを繰り返していると、自然と男の子たちは自分に近づいて来なくなった。
私は恋愛に向いていないのかもしれない。
そう思って落ち込んだときもある。
けれど、そんな私に真琴が声をかけてくれたのだ。
偶然同じ委員会に所属したことがきかっけで、最初は仕事についての話しから始まった。
引っ込み思案な私でもだんだん誠に打ち解けてきて、話題は趣味とか好きな芸能人の話しへと移っていった。
そしてクリスマス当日。
約束場所は駅前広場のクリスマスツリーの前。
今日もそこはカップルの待ち合わせ場所として賑わっていて、私は少し離れた場所からツリーを見ていた。
沢山の人々がツリーの前で待ち合わせをしていて、待ち人が来るとみんなが笑顔になる。
手を繋いであるき出したり、その場でプレゼント交換を始めたりと様々だ。
私はそんな幸せな光景の中に自分がいることが不思議でならなかった。
昔から引っ込み思案で好きな人ができても自分から告白はおろか、近づくことすらできなかった。
高校に入学して何度か告白されたものの、恥ずかしくて逃げてしまう。
そんなことを繰り返していると、自然と男の子たちは自分に近づいて来なくなった。
私は恋愛に向いていないのかもしれない。
そう思って落ち込んだときもある。
けれど、そんな私に真琴が声をかけてくれたのだ。
偶然同じ委員会に所属したことがきかっけで、最初は仕事についての話しから始まった。
引っ込み思案な私でもだんだん誠に打ち解けてきて、話題は趣味とか好きな芸能人の話しへと移っていった。



