大丈夫だよ真琴。 神様がくれたひと駅分の奇跡のおかげで前を向くことができそうだから。 心の中でそうささやくと、桜の花びらが笑ったように小さく震えて、そのままスーっと雪のように溶けて消えていったのだった。 END