砂嵐のいたずら





気になる…




ものすご〜く気になる!!!




「先生、彼が、チャールズが何者かご存知なんですね?」




私は先生の前に椅子ごと一歩前進して問い詰めた。




そんな私に先生はフッと笑うと、




『世界を守る正義の味方、スーパーヒーローだね。』




チャールズのようにそう言うだけで、それ以外のことは教えてくれなかった。




帰り際に先生から、家族で近場の温泉に行きたいからと旅館の予約を依頼された。




検査に行ったのに、労せずして契約が取れてしまった…。