チャールズは両手を頭の後ろで組んで天を仰ぐと、
『どうやら俺はマナにふられたみたいだしなー!
でも俺、あきらめない、いつか必ずマナを振り向かせてみせる。』
チャールズの自信に満ち溢れた笑顔に、私の心は突き動かされた。
「私、あなたをふった覚えなんて…ないわよ。
何で勝手に玉砕してるの?
私、あんなことがあったし、恋愛する元気なんてないけど、あなたのアプローチの仕方じゃ、私、鈍感だからわからないのよ!
あなた、男でしょ?
男なら思いっ切りぶつかって、玉砕しなさいよ!」
何でかな?
こんなにムキになって、
何でかな?
こんなにたくさん涙が出てくるのは…

