砂嵐のいたずら




「これでよし!チャールズ、終わったわよ。」



呼べと言ったのに、返事がない。



寝ちゃったの?



何だか不安になって、隣の部屋に行こうと思い、立ち上がると、



「………ッ!」



ドサッ!



痛みで立っていられなくて、体ごとソファーに沈んだ。



うーーー!



痛めた足がジンジンする。



今度は痛い方の足に負担がかからないようにローテーブルに掴まり、壁づたいに隣の部屋に行った。



隣の部屋を覗くと、チャールズの姿はどこにも見当たらなかった。