砂嵐のいたずら




ピンポーン♪



チャイムが鳴った。



『届いたようだな。』



チャールズは立ち上がると、1分もしないうちに救急セットを持って戻ってきた。



『ストッキング脱いで…』


えぇぇぇ!!!



脱いで…って…



「い、いいよ…自分でできるから…これでも私、元看護師なんだよ。」



チャールズは首を振って、


『わかってる…でも、無理だよ。俺が手当てする。だから早く脱げってば!』



チャールズの無神経な発言に怒りを覚えた。



ちょっとぉぉぉ!!!



冗談じゃないわよぉぉぉ!!!