砂嵐のいたずら




ホテルに着くと、チャールズはフロントを素通りしてエレベーターに乗った。



「あの…チェックインは…?」



私の問いに、



『安心しろ!部屋は用意してある。』



チャールズがカードキーを差し込むと、エレベーターは最上階にたどり着いた。


広い部屋がいくつもあって、豪華な調度品が並んでいた。



ここって…



もしかして…



スイートルームってやつですかぁぁぁ!!!?



戸惑う私に構うことなく、チャールズは私を抱いたままどんどん入って行くと、リビングのゴージャスなソファーに私を下ろした。