砂嵐のいたずら




「ちょっと!ちょっと待って!!!」



危ない…



危うくチャールズのペースにハマるところだった…。


『はあああ!?何だよ急に……』



タイミングを外されたチャールズは、半ば呆れた顔をして私を見た。



「一緒に暮らそうと言うからには、あなたが何者なのか…もう教えてくれてもいいんじゃないかしら…?

それとも、ずっとこのまま隠しておくつもりなの?」


チャールズはハッとした表情から恥ずかしそうな笑みを浮かべると、




『大きい声では言えないから、耳貸して…』