『もう一生逃がさないから…覚悟しておけよ…』 チャールズは耳元で囁くと、体を離した。 そして… 私の手を取ると、 チャリーン! 私の手のひらには高級ブランドのキーホルダーが付いた鍵が乗せられた。 「えっ!?………これ…?」 『俺のマンションの鍵… 一緒に暮らそう。もう、日本にもカナダにも帰さない…』 チャールズのどこまでも深い紺碧の瞳は私を捕らえて離そうとはしなかった。 チャールズは私の腰を引き寄せ、顔を近づけてくる…