砂嵐のいたずら





振り返るとそこには、



『マナ、何泣いてるんだよ?』




金髪で紺碧の瞳を持ったあいつ…




そう…




チャールズ・マッキントッシュがクールな笑みを浮かべて、突然、私の前に現れた。




「もぉぉぉ!!!
痴漢だと思うじゃない!

いきなり後ろから抱きつかれて何も言わないし…本当に怖かったんだからぁ!!!」



ホッとしたら、余計に涙が出てきて、私はチャールズの目の前で泣きじゃくっていた。