―ホストの恋―

「そのウチこれが普通になるから」

俺は笑った。


美咲は俯いて俺の手を引いて歩き出した。

エレベーターに乗り8階で下りた。


一番奥の角部屋。


美咲は「ここです」と鍵を入れる。