光くんは体をくるりと入れ替えて、私を壁際に立たせた。
「次は俺の番」
壁についた両手の隙間に私がいる。これってつまり壁ドン。
「もう大丈夫。だいぶ慣れた。というか、茜ちゃんが他の誰かに触れているのが耐えられない」
光くんの喉仏が目の前にある。電車が揺れるたびに、光くんの喉仏が動いた。力をぎゅっと入れているからだろう。お祭りの駅に着くまで私は、光くんのおかげで他の誰にも触れることなかった。
「次は俺の番」
壁についた両手の隙間に私がいる。これってつまり壁ドン。
「もう大丈夫。だいぶ慣れた。というか、茜ちゃんが他の誰かに触れているのが耐えられない」
光くんの喉仏が目の前にある。電車が揺れるたびに、光くんの喉仏が動いた。力をぎゅっと入れているからだろう。お祭りの駅に着くまで私は、光くんのおかげで他の誰にも触れることなかった。



