【④】恋風のワルツ〜見習いお嬢さまと5人のイケメン御曹司〜

「それなら任せて。でも今日はお祭りに行く人で車内が混んでると思うけど」

光くんがそれでも乗ってみたいというので駅まで来た。よくよく見れば、光くんのジャケットは車掌さんみたいなデザイン。

「この線に立って並んでね」

光くんはアナウンスの真似をしたり、電光掲示板の変わる瞬間を喜んだり、ホームの喧騒を楽しんでいる様子。

「デートなのに俺ばっかり楽しくてごめんね」

「光くんが楽しいと感じているなら私も楽しいよ」