今朝も呼ばれた声が聞こえて、温かなぬくもりに包まれた。 あれ……? 全身に水を浴びてしまうどころか、どうしてぬくもりが……? そっと目を開けると、戸松くんがわたしを包み込んでいた。 「と、戸松くん……!?」 もしかして、わたしが濡れなかったのって……。 「大丈夫か? 水かかってない?」 「う、うん……」 戸松くんのおかげ……?