生と死と恋の間で~死神?!に恋した陰キャJKの1週間~

さくらと真一は、クレーンゲームのコーナーにやってきた。

さまざまな種類のクレーンゲームが、ひときわ明るい光を放ちながら並んでいる。

大きさもさまざまで、景品の種類も豊富だ。

人気のキャラクターの大きいぬいぐるみや、小さいぬいぐるみ、箱に入った人気のアニメやゲームのフィギュア、

小さいマスコット、さらに非売品のお菓子まで、クレーンゲームでしか手に入らない非売品のありとあらゆる景品が、

ガラスケースの中に揃えられていた。

幅広い世代に対応しており、小さい子供が大喜びしそうなものから、

祖父母世代まで認知されているキャラクターまであり、さくらのテンションは自然と上がっていった。


さくらと真一はクレーンゲームのコーナーを一周して、全種類を見たあとに、

「どれでもやりたいのがあったら言って。数回分だけなら私が出すから。」

と、さくらが言うと、真一が、

「う~ん、やったことないからなあ。さくらだったらどれ選ぶ?」

と、逆にさくらに質問してきた。さくらは一瞬驚いたが、素直に、

「私?私だったら、あれかな。」

と、さくらはさくらの大好きなキャラクターが大きいぬいぐるみになっているのを指さしながら言った。

真一は、スタスタとその台の前に行き、角度を変えながら、ガラス越しから多角的にぬいぐみを見た。

「これにする。」

と、真一は軽く頷きながらそう言った。

さくらは、真一に簡単に遊び方を説明し終えると、

「じゃあ、頑張って。」

と言って、自分の財布から小銭を取り出し、投入した。