「毎日作るのはめんどくさいってこと」 私の考えをまたしても読み取られたのか、バツの悪そうな顔で答えてくれた。 「あぁ…それはそうかも」 たしかに、毎日は大変だよね。 私はお母さんとかに頼ってしまっているから、ちゃんと感謝しないとな…。 「でも…ももに作るのは楽しいから好き」 「っ…」 私に向けられた言葉と笑みは、一瞬で私の胸を鷲掴みにして。 普段表情を動かさない瑞樹くんだからこそ、私のことで嬉しそうに笑ってくれているのを見る度にこちらまで嬉しくなる。