その甘さ、毒牙につき【番外編】


深く反省しつつ、瑞樹くんに連れられてリビングに戻った。



「今からお昼ご飯を作ります」



「えっ…瑞樹くんが作るの?」



瑞樹くんって料理できるのかな…?



ちょっと失礼かもしれないけど、そう思わずにはいられない。



「うん、そーだよ。僕ね、料理上手いの」



うそ……すごく意外だよ…?



「あ、今すごく意外〜とか思ったでしょ」



図星を指されて目を逸らした。



「う…だって……」



「ふっ、ももは顔に出すぎ」



笑いながらエプロンを取り出して、ササッと手際よく準備を始める。