時計修理のおかげで自信増大。
ほんと、いいとこずくめよ、楽しかったし。
こういうのが、明日への力になる。
生きてるって感じ。
あそこを抜け出したのはいけないことだし誰かの迷惑になったかもしれないけれど。
図太く生きるって決めたし、何よりここまで最高の気分になれて、ほんと幸せ。
清々しい疲れに今すぐベッドにダイブしたいところだが、それはできない。
なぜならば、今の自分の姿は、ひどい有様に違いないだろうから。
泥がすっかり浸み込んだ汚いドレスは、掃除中捲きあがった埃でさらに薄汚さを増し。
一つに結ったものの、そのことさえわからないほど乱れた鳥の巣のような髪の毛。
これでベッドに飛び込めばせっかくピカピカになったお布団に申し訳ない。
これはさすがに、入浴案件だろう。
って、お風呂は、どこにあるんだろう。
また探し回らなきゃだ...。