部屋に一人残った麻衣は、涼平のブログにコメントを書き。
握り締めていた携帯を閉じる。
自分のブログの更新は後回し。
楽しみにしてくれている涼平には、帰宅したら謝るつもりで。
麻衣は、作業に戻る。
予想以上に、本当に美味しそうに朝食を食べてくれた凉平から聞きそびれ、勝手に寝室を漁り自力で寝室から見付けたスーツケース。
それに女と、その持ち物を詰め始めていたのだが流石に力が要る。
携帯を家から持ってきた充電器に置き、痺れた腕を振りほぐしながらまた、半開きのスーツケースに向かう。
死後硬直でバリバリの手足は骨から砕き、小さく折り畳まなければ入らない。
今の所、右半身は終わっている。
効率良く事を進める麻衣は。
消火器を振り下ろした一度の感触で確実に、適度な加減を覚えていた。
物置になっているクローゼットから、またも勝手に見付けた金属バットで狙いを定める。



