*
「結ー々、どーかした?顔めっちゃ暗いよ?」
「く、呉乃さん……す、すみません、何でもないです」
隣の席にいた呉乃さんに顔を覗き込まれ、慌てて首を振った。
しまった、今授業中なのに……
相変わらずちゃんと授業になってないけど……
女の子達からは怖い顔で睨まれていて、ついビクビクしてしまった。
今は呉乃さん達がいてくれるからいいけど、私が1人になった時はどうなっちゃうんだろう……
「あー、もしかして朝飯の時に言ったこと気にしてるー?」
「えっ、い、いえ、そんなことは……」
「いや、その反応的に絶対気にしてるじゃん。ま、大丈夫だってー。万弦が言ってたように、俺達が結々のそばにいるしさー?」
「それは、あ、ありがとうございます」
「いーえ、どういたしまして」



