「あ、そーだ、結々。クラスの女達には気をつけなよー。昨日、俺達が教室から出る時に女達凄く憎々しげに睨んでたしさ」
朝食を食べ始めた時、呉乃さんから突然言われキョトンとした顔を向けてしまった。
「えっ、そ、そうなんですか?」
そうだったんだ……
全然気づかなかった……
「結々ちゃん、気づいてなかったんだね」
「あの露骨な視線に気づいてないとか信じられないんだけど」
「まぁ、俺達がいれば大丈夫、なはず……」
「そうだな。誰かしらが結々のそばにいればいいだろ」
そう言われても、不安を拭えなかった。
本当に大丈夫なのかな……?
これから起こるかもしれない嫌な予感に憂鬱になってしまった。



