ダイヤ「……さて」
彩雫華「すごいステージだったね」
愛桜「でもまだ、終わってないですよね?」
美嘉「……はい」
少し間を空けて…
美嘉「さっきのステージ見てて、思ったんです
私、ここに立つまでに……
いろんな景色を見てきたなって」
ダイヤ「美嘉の?」
美嘉「はい
最初はただ、“アイドル活動”って言葉に憧れてて
キラキラしてて、楽しそうで……
それだけだったんです」
静かな間が訪れる
美嘉「でも気づいたら、その“憧れ”って
ただ見てるだけじゃなくて……
自分で踏み出すものになってました」
愛桜「……うん」
彩雫華「今の美嘉だね」
美嘉「だから、まず一曲目」
“あの頃の私”に戻ります」
ダイヤ「……!」
愛桜「え?」
美嘉「“アイドル活動!”」
少し笑んで…
美嘉「そして次は
“今の私たち”
このステージにいるみんなと一緒に歌いたいです」
ダイヤ「現B4で?」
美嘉「いえ……
TSHWで」
愛桜「……!」
彩雫華「いいね、それ」
美嘉「“Dreams Twinkle☆Star☆Happy☆World”」
少しの間
美嘉「そして最後に」
少し声が落ち着いて…
美嘉「“未来の私”
ちゃんと、立ち止まらずに進んでる私を見せたいです」
ダイヤ「それは……」
美嘉「ソロで歌います」
新B4のCDアルバムより…
“Flower Blooming”」
これは私の静かな決意
美嘉「この3曲で…
今の私、全部見せます」
ダイヤ「……いいね」
愛桜「うん、すごく」
彩雫華「美嘉らしい」
美嘉「じゃあ……行きます」
東京ドームの空気は、まだ熱を帯びたままだった
先ほどまでのユニットステージの余韻が…
まるで光の粒のように客席にただよっている
そして、その中心に立つのは…
向坂美嘉だった
ダイヤが小さく頷く
ダイヤ「……行ける?」
美嘉は1度だけ目を閉じて、ゆっくりと息を吐いた
美嘉「はい。ここから……
"私の話"をします」

![アイドル学園〜ステージに咲く美しい花〜 [完]](https://www.no-ichigo.jp/img/member/1082306/swt8bhm8ap-thumb.jpg)