アイドル学園Ⅱ〜Brillo Estrella - STARRY WAY -〜


ダイヤ「……さて」

彩雫華「すごいステージだったね」

愛桜「でもまだ、終わってないですよね?」

美嘉「……はい」

少し間を空けて…

美嘉「さっきのステージ見てて、思ったんです
私、ここに立つまでに……
いろんな景色を見てきたなって」

ダイヤ「美嘉の?」

美嘉「はい
最初はただ、“アイドル活動”って言葉に憧れてて
キラキラしてて、楽しそうで……
それだけだったんです」

静かな間が訪れる

美嘉「でも気づいたら、その“憧れ”って
ただ見てるだけじゃなくて……
自分で踏み出すものになってました」

愛桜「……うん」

彩雫華「今の美嘉だね」

美嘉「だから、まず一曲目」
“あの頃の私”に戻ります」

ダイヤ「……!」

愛桜「え?」

美嘉「“アイドル活動!”」

少し笑んで…

美嘉「そして次は
“今の私たち”
このステージにいるみんなと一緒に歌いたいです」

ダイヤ「現B4で?」

美嘉「いえ……
TSHWで」

愛桜「……!」

彩雫華「いいね、それ」

美嘉「“Dreams Twinkle☆Star☆Happy☆World”」

少しの間

美嘉「そして最後に」

少し声が落ち着いて…

美嘉「“未来の私”
ちゃんと、立ち止まらずに進んでる私を見せたいです」

ダイヤ「それは……」

美嘉「ソロで歌います」
新B4のCDアルバムより…
“Flower Blooming”」

これは私の静かな決意

美嘉「この3曲で…
今の私、全部見せます」

ダイヤ「……いいね」

愛桜「うん、すごく」

彩雫華「美嘉らしい」

美嘉「じゃあ……行きます」




東京ドームの空気は、まだ熱を帯びたままだった

先ほどまでのユニットステージの余韻が…
まるで光の粒のように客席にただよっている

そして、その中心に立つのは…
向坂美嘉だった

ダイヤが小さく頷く

ダイヤ「……行ける?」

美嘉は1度だけ目を閉じて、ゆっくりと息を吐いた

美嘉「はい。ここから……
"私の話"をします」