アイドル学園Ⅱ〜Brillo Estrella - STARRY WAY -〜


照明がゆっくりと戻っていく

暗闇の残像がステージに張り付く中…
最初に聞こえたのは拍手ではなかった

"静寂を切る音"だった…

カツン
一歩

それだけで空気が変わる

カツン
もう一歩


まるでステージ全体が、その足音に従って形を変えていくみたいだった…

そして……
光が一点に収束する

そこに立っていたのは…
平井千華さん


何もしていないはずなのに…
すでに"完成している"存在だった

観客の声が一瞬遅れる
(…え?)

誰かが息を呑む音が聞こえる

千華さんはゆっくりと顔を上げた
その瞬間、空気が一気に"支配"される

強い、圧倒的に強い

何も言っていないのに…
ステージ全体が「従っている」

千華「……始めましょう」

たったそれだけ

なのに会場の温度が一気に上がる

BGMが入る前なのに…
すでに"勝負が始まっている"感覚


(これが……千華さん…)
私は息を止める

そして…
初代B4や初代E4、STARやVanpaires
萩花と珠凛、ダイヤと彩雫華、愛桜が見守る中…
音楽が走り出す