届かないだろうけど。

『ええ、じゃあお言葉に甘えて…』

「もちろんです!」
そこで有紗とわかれ、帰路を歩いた。





(やば…こんな寒い中なにしてるのあの人…)

目線の先には雨にうたれながら階段に座り込んでいる人が。



(ほんとにやばい人だったらあれだし、見ないふりするか、いやでもこの寒さは……話さずに立ち去ったら大丈夫だよね、?)


近くのコンビニで傘とカイロを買って階段の場所へ戻った。