息を吸う間を与えてくれない。
軽く酸欠になるのに、その苦しさに溺れて逃げられない。
気づいたらさっきと同じように押し倒されていて、恭平くんがわたしの瞳を絡め取る。
「ここ、学校だけどどこまでオッケー?」
ど、どこまでって……なに?!
にこっと優雅に微笑みながらとんでもないことを言うものだから、ぎょっとして慌てて首を横に振る。
「ぜ、ぜんぶ! だめ! 我慢!」
急いで否定したのに、恭平くんはつまんなそうにわたしのリボンに手をかける。
……だ、だめって、言ったはずなんだけど?!
お願いだから止まって!と懇願するように、恭平くんと目を合わせる。
「き、きょーへいく、……すとーっぷ!」
「やぁだ。止まんない」
「だめえええっ……!」



