あくまくんが愛してやまない。





わたしたちの“ 映えスポット ”はかなり繁盛している。


たくさんの人が来てくれて、教室は思いのほかにぎわっていて笑みがこぼれる。



映えスポットだから、お客さんが女の子に偏るかなと不安だったけれど、案外そうでもなさそうだ。


男の子同士で楽しそうに写真を撮り合っている姿を今日何度も見て、微笑ましいなあと思う。



さらにカップルで来る人たちもいて、すごく羨ましくなる。

……周りの目を気にせず、いっしょにいれるカップルを見たら、ちょっぴり辛くなる。




……わたしも、恭平くんと回りたいよ。

そんな願いはだれにも言えず、でも、いまはシフトに集中してがんばっているのだ。