あくまくんが愛してやまない。





中学のときから、ずっと変わらずそばにいてくれた存在。



いつもふたりでバカなことして、ふざけ合って、お腹が痛くなるくらいまで笑って。


ふたりでいても居心地いいし、気が合うし。

沢っちと付き合ったら、本当に楽しい毎日が来るんだと思う。


不安になんてならないだろう。




「そんなこと、わざわざ聞くなよ」



急な質問に、沢っちは照れたようにはにかんだ。


わたしが知らなかっただけで、沢っちは本当はすごく、わたしのことを見てくれていたのかもしれない。




「保志って、いい意味でバカじゃん?」


「え?!」




ば、バカ……?!


いま、このしんみりした空気で、なにを言ってるんだ沢っちは……?!


突然すぎてぽかんとする。



うそでしょ、と唖然としていたら、彼は堪らずといったふうに吹き出した。