あくまくんが愛してやまない。




……そうなのだ。

わたしはここが盲点だった。



昨日、文化祭実行委員になったのはいいものの。

担任の先生に報告しにいくと、委員会のスケジュールが書かれた紙を配られて。


それを読むと、文化祭前の昼休みはほとんど会議が入っていたのだ。



……恭平くんと会える時間が減るだと?!




そこに衝撃を受けているわたしの横で、それに気づいた沢っちが申し訳なさそうにしていたのを覚えている。


いや、でもこれはわたしが悪い。

深く考えず引き受けたし、ここで仕事を投げ出すのはだめだから、なんとか作り笑いでごまかしたんだけど。


さっき恭平くんに委員会について説明するときも、すごく言いにくかったのだ。


だって、恭平くんに会える唯一の時間だよ?

わたしが学校に来る意味とでも言えるほど貴重な時間だよ?



それがない一日なんて……本当につまんないよ。