しょぼんと肩を落としてうつむく。
そんなわたしに構わず、恭平くんは黙っていちごみるくを飲んでいる。
最近、恭平くんはだいぶわかりやすくなったと思う。
感情が表に出るようになったし、わたしに対して素直に気持ちをぶつけてくれるようにもなったのだ。
それはもちろん嬉しいこと。
だって、いつも掴めなさすぎて困るんだもの。
彼の変化は、たぶん沢っちが大きく関係していると思われる。
わたしが沢っちの名前を出すとすぐに嫌そうな顔をするし、そのあと冷たくなる。
わかりやすく嫉妬する姿は可愛いんだけど、嬉しいんだけど……。
いまみたいな状況になると、少し困るのだ。
このままだと、よけいに空気が悪化すること間違いなし。
いっそ話題を変えてしまおうか……と頭を悩ませていると。
やっとわたしのことをちらりと見た恭平くんが、ふうっと息を吐いた。



