個性的な人たちだな……。とりあえずわかったのは全員美形だということと、私はあまり歓迎されていないということくらいだろうか。あと、皆が敬語を使っているところからして、ご両親が権力を持っているのがよくわかる。
やっぱり手厳しい初対面となって俯き気味になる私の耳に、憤りを抑えるような奏飛さんのため息が聞こえてくる。
「深春はあなたたちが思っているような、金にがめつい女性じゃありません。彼女と接していればそんな汚い人間ではないと、きっとすぐに気づきます」
フォローしてくれる彼は、皆を見回しながら「それと」と補足する。
「彼女を侮辱するのは俺を侮辱するも同然です。これからは、俺の妻だということを肝に銘じて発言してください」
その声はやや怒気を含んでいたけれど、『俺がいる』と言っていた通り、私はひとりじゃないと実感させてくれるものだった。自然に目線が上がり、背筋も伸びる。
奏飛さんの態度が気になったのか、瑛司さんが怪訝そうに見上げる。
「ずいぶん彼女に入れ込んでいますね。女性関係には無関心な兄さんにしては珍しい。それでは清純さを演じられていても見抜けないのでは」
「瑛司……今、俺が言ったこと聞いていなかったか?」
やっぱり手厳しい初対面となって俯き気味になる私の耳に、憤りを抑えるような奏飛さんのため息が聞こえてくる。
「深春はあなたたちが思っているような、金にがめつい女性じゃありません。彼女と接していればそんな汚い人間ではないと、きっとすぐに気づきます」
フォローしてくれる彼は、皆を見回しながら「それと」と補足する。
「彼女を侮辱するのは俺を侮辱するも同然です。これからは、俺の妻だということを肝に銘じて発言してください」
その声はやや怒気を含んでいたけれど、『俺がいる』と言っていた通り、私はひとりじゃないと実感させてくれるものだった。自然に目線が上がり、背筋も伸びる。
奏飛さんの態度が気になったのか、瑛司さんが怪訝そうに見上げる。
「ずいぶん彼女に入れ込んでいますね。女性関係には無関心な兄さんにしては珍しい。それでは清純さを演じられていても見抜けないのでは」
「瑛司……今、俺が言ったこと聞いていなかったか?」



