それから食べたデザートは、なんだかとても甘く感じた。すべて綺麗にいただき、十分満足して再び車に乗り込む。
黒凪さんの衝撃のプロポーズに、私は『少しだけ時間をください』と返した。
心はほぼ決まっているが、叔父たちの同意が得られない可能性は十分にある。承諾した後にやっぱりダメですと断る事態にならないように、ちゃんと彼らに話してから返事をしようと思ったのだ。
家まで送り届けてもらった私は、緊張しながらリビングダイニングへ向かう。一度深呼吸をし、気を落ち着けてからドアを開けた。
「ただいま」
ダイニングテーブルに座り、おそらくデリバリーで頼んだピザを食べていた三人は、こちらを振り返ってカチッと固まった。
着飾った私の姿に一番驚いた顔をしていた星羅だ。数秒してから我に返り、ぎこちなく笑っていつもの調子を取り繕う。
「ど……どうしちゃったの〜? いつもの格好のほうがお似合いだよ、深春ちゃん」
「黒凪社長にはこういう趣味があったのか?」
「金持ちの遊びね」
言いたい放題の皆に構わず、私はダイニングテーブルのそばに立ったまま「あのね」と切り出す。
黒凪さんの衝撃のプロポーズに、私は『少しだけ時間をください』と返した。
心はほぼ決まっているが、叔父たちの同意が得られない可能性は十分にある。承諾した後にやっぱりダメですと断る事態にならないように、ちゃんと彼らに話してから返事をしようと思ったのだ。
家まで送り届けてもらった私は、緊張しながらリビングダイニングへ向かう。一度深呼吸をし、気を落ち着けてからドアを開けた。
「ただいま」
ダイニングテーブルに座り、おそらくデリバリーで頼んだピザを食べていた三人は、こちらを振り返ってカチッと固まった。
着飾った私の姿に一番驚いた顔をしていた星羅だ。数秒してから我に返り、ぎこちなく笑っていつもの調子を取り繕う。
「ど……どうしちゃったの〜? いつもの格好のほうがお似合いだよ、深春ちゃん」
「黒凪社長にはこういう趣味があったのか?」
「金持ちの遊びね」
言いたい放題の皆に構わず、私はダイニングテーブルのそばに立ったまま「あのね」と切り出す。



