「そう……じゃあ、私も交渉の仕方を変えるしかないね」
私の表情も声色も冷たく変わったことに、奏飛さんたちは気づいたらしく目を見張る。
「今の叔父様の発言、実はすべて録音してるの。悪さをしようとするならこれを公表するし、問題になった場合は弁護士に証拠として渡す」
三兄弟は呆気に取られた顔になり、電話の向こうでは叔父が一瞬息を呑むのがわかった。
これは本当の話。叔父から再び電話がかかってくるのは想定していたから、万が一のために録音アプリを設定しておいたのだ。まさか本当に役立つとは思わなかったけれど。
しかし叔父は信じていないらしく、フンと鼻で笑う。
『そんなハッタリに騙されるか。俺を脅そうとしても無駄──』
「本当だよ。いつでも聞かせてあげる」
落ち着き払った声で話を遮ると、やや不安になってきたのか彼は口をつぐんだ。ここでネタばらしをして、さらに追い打ちをかけてしまおう。
「でもせっかくだから、今実際に叔父様の話を聞いてもらった。黒凪家の三人のご兄弟に」
『……はぁっ!?』
すっとんきょうな声が聞こえてきて、歩くんがぶっと噴き出した。私もざまあみろという感じだけれど。
私の表情も声色も冷たく変わったことに、奏飛さんたちは気づいたらしく目を見張る。
「今の叔父様の発言、実はすべて録音してるの。悪さをしようとするならこれを公表するし、問題になった場合は弁護士に証拠として渡す」
三兄弟は呆気に取られた顔になり、電話の向こうでは叔父が一瞬息を呑むのがわかった。
これは本当の話。叔父から再び電話がかかってくるのは想定していたから、万が一のために録音アプリを設定しておいたのだ。まさか本当に役立つとは思わなかったけれど。
しかし叔父は信じていないらしく、フンと鼻で笑う。
『そんなハッタリに騙されるか。俺を脅そうとしても無駄──』
「本当だよ。いつでも聞かせてあげる」
落ち着き払った声で話を遮ると、やや不安になってきたのか彼は口をつぐんだ。ここでネタばらしをして、さらに追い打ちをかけてしまおう。
「でもせっかくだから、今実際に叔父様の話を聞いてもらった。黒凪家の三人のご兄弟に」
『……はぁっ!?』
すっとんきょうな声が聞こえてきて、歩くんがぶっと噴き出した。私もざまあみろという感じだけれど。



