困惑する彼を見つめ、にこりと微笑む。
「最近体調がいまいちだったから、今日検査してきました。来てくれたんですよ、私たちの赤ちゃんが」
布団の上から包帯を巻かれた手をお腹に当て、ちょっぴり照れつつ打ち明けた。
奏飛さんは数秒真顔で固まる。それが信じられないといった様子に変わり、彼も私の手をそっと包み込むようにしてお腹に触れた。
「いるのか、ここに……」
「はい」
しっかり頷いた直後、彼は感情を抑えきれなくなったかのごとく、がばっと私の上体を抱きしめてきた。
「わ、奏飛さん!?」
「よかった……ふたりとも無事で、本当に。ありがとう」
大きな喜びに驚きや安堵が入り交じった、若干震える声が耳元で響く。心から感激しているのが伝わってきて、私も涙腺が緩むほど胸がいっぱいになった。
奏飛さんがこんな姿を見せるのは意外だったのか、お義母様は驚いてぽかんとしている。しばらくして我に返り、コホンと咳払いをして「睦み合っているところ悪いけど、先生をお呼びするわね」と言った。
外はすっかり暗くなり、時刻は午後七時を回ろうとしている。
先生から改めて説明を受け、帰っても問題はないだろうと言われたものの、つわりや貧血の症状があるためこのまま泊まっていくことにした。
「最近体調がいまいちだったから、今日検査してきました。来てくれたんですよ、私たちの赤ちゃんが」
布団の上から包帯を巻かれた手をお腹に当て、ちょっぴり照れつつ打ち明けた。
奏飛さんは数秒真顔で固まる。それが信じられないといった様子に変わり、彼も私の手をそっと包み込むようにしてお腹に触れた。
「いるのか、ここに……」
「はい」
しっかり頷いた直後、彼は感情を抑えきれなくなったかのごとく、がばっと私の上体を抱きしめてきた。
「わ、奏飛さん!?」
「よかった……ふたりとも無事で、本当に。ありがとう」
大きな喜びに驚きや安堵が入り交じった、若干震える声が耳元で響く。心から感激しているのが伝わってきて、私も涙腺が緩むほど胸がいっぱいになった。
奏飛さんがこんな姿を見せるのは意外だったのか、お義母様は驚いてぽかんとしている。しばらくして我に返り、コホンと咳払いをして「睦み合っているところ悪いけど、先生をお呼びするわね」と言った。
外はすっかり暗くなり、時刻は午後七時を回ろうとしている。
先生から改めて説明を受け、帰っても問題はないだろうと言われたものの、つわりや貧血の症状があるためこのまま泊まっていくことにした。



